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Topping TP20-Mark2 を買ってみて

2014.02.02

Topping TP20-Mark2

中華アンプとの出会い

2年半ぐらい前に引っ越してからしばらくは ONKYO の DP-M1 という小型のアクティブスピーカーを PC につないで、 foobar2000 から音楽を流していました。ここ5年ぐらいはメインを Mac に移行していましたが、音楽管理だけは foobar2000 から離れられず、 Windows を使っています。

引っ越す前は ONKYO の INTEC 205 シリーズのデジタルアンプと D-112ELTD のペアで音楽を楽しんでいましたが、引っ越してから部屋が狭くなったこともあり、このサイズのデジタルアンプですら置き場に困る有り様。最終的に、知人にアンプだけ売ってしまって、スピーカーだけが物置部屋のお荷物に。

昨年末ぐらいから何とかしてスピーカーを復活させたいと、小型のデジタルアンプを探してみると、 NuForce Icon Amp や鎌ベイアンプなどが出てきましたが、 Icon Amp はやけに高いし、鎌ベイアンプは安いのだけども、あんまりいい評判を聞かず。

そもそも ONKYO の D-112ELTD は能率が低く、ちゃんと鳴らせる高い出力を持ったものとなると Icon Amp しか無いかな、と思っていたところにヤフオクで LP-2020A+ なる非常に安い、小さい (そして筐体が超かっこわるい) アンプを発見。どうも調べてみると「中華アンプ」なるカテゴリがあるらしい。

ということで、簡単に調べてみると同じチップを搭載していて、もっとかっこいい筐体のものがありそうだということが分かり、買ったのが Topping TP20-Mark2 でした。

TP20-Mark2

多分中華アンプの中では高いほうです。私は秋葉原の千石電商で7000円ぐらいで買いましたが、同じチップが載った小型デジタルアンプは他にもあり、そしてもっと廉価でした。選んだ理由は見た目。プッシュスイッチによる電源 ON/OFF ではなく前面のトグル、ボリュームの回し心地も○でした。

音はどうか

こんな小さなデジタルアンプでちゃんと鳴らせるというのがまず驚き。 D-112ELTD は 4Ω スピーカーなので、アンプの定格上の出力では 23W x 2 のようです。 DAC は FOSTEX HP-A3 で、 DAC 側とアンプ側のボリュームが12時の位置でちょうど良い音量なのもうれしい誤算。

音質は主観になるのでよく分からないです。ちょっと低音が弱い感じもしますけど、 DP-M1 と比べたら雲泥の差ですね。全体的に無理なく出ている感じがします。本格的なオーディオではなく、 PC ベースのデスクトップオーディオなので、個人的には非常に満足いく音が出ています。

2014年早々の買い物にして、非常に満足です。音楽を聴いたり、映画を見たりするのがさらに楽しくなりました。余りのスピーカーを鳴らしてみるには、こうした中華アンプが良いかもしれないですね。自分でアンプを作っても良いとは思いますが、これぐらいの値段だと既製品に手が伸びちゃいます。