会社の研修プログラムで1週間、シリコンバレーに行ってきました。観光らしい観光はほとんどしていませんが、 Apple や Google、Facebook といった有名企業がある場所やスタンフォード大学をぐるりと巡ることができたので大満足です。

主に準備と持って行って良かったものを紹介します。

パスポート取得まで

実はこれまでに海外に出たことが無かったので、パスポートの取得から始めました。日本で顔写真付きの公的な身分証明書を取ろうと思うとかなり面倒くさいですね。身分証明書を取るのに身分証明書が必要という、鶏が先か卵が先かみたいな話が出てきます。

幸い私は顔写真付きの住民基本台帳カードを先に取得していたので、これを使ってパスポートの取得申請を行いました。顔写真付きの住基カードは取得しやすく、値段的にもお得だと思います。運転免許証をお持ちでない方は、住基カードを検討されると良いでしょう。

シリコンバレーに持って行って良かったもの

海外の勝手が分からなかったので事前情報を手に入れるところから始めました。プログラムの事前参加者から情報を得たり、ネットで調べたり。宿泊先は Aloft Cupertino なので、それを想定しています。

クレジットカードと現金

シリコンバレー周辺での支払いは殆どがクレジットカードでした。1回だけ使った自動販売機と、帰りにサンフランシスコ国際空港まで向かう為に使ったシャトルバスの支払い、そしてベッドメイキングのためのチップのためにしか現金は使いませんでした。

カード社会と呼ばれるアメリカは実際に行ってみると想像以上のものです。1ドルでもカードを使いますし、店員さんも手慣れたもので何をするにも早いです。そりゃあコインのようなサービスが出てくるのも当然だと思います。

3日目からは財布を持たずに、カードホルダーしかポケットに突っ込まないでいましたが、全く問題なく生活できました。むしろ財布をポケットに入れていて、現金がちょっとでも外から見えるようだと危ないそうです。折りたたみの財布を後ろポケットに入れて歩くのは良くないですね。

衣類

5月中頃のシリコンバレーは昼間が暖かく (時に暑く) 、日陰や夜間は涼しい (時に寒い) のが特徴です。ただし、日本と違って湿度が低く、大変清々しい気候です。寒暖差が大きいので、日中は半袖の T シャツに薄手のカーディガンやパーカ、夜は薄手のダウンジャケットで良い感じです。

事前に買っておいたユニクロのポケッタブルライトダウンジャケットが活躍しました。バックパックに畳んでコンパクトに収納できるので良かったです。あとは Apple 本社のカンパニーストアで薄手のパーカを追加で買いました。現地調達も1つの手かもしれません。

Anker 40W 5ポート USB 急速充電器

Anker の 40W USB AC アダプタを持って行きました。 iPhone, iPad, iPod, SIM フリーの Android 端末の MAX 4 つを同時に充電しましたが、全く問題なく使えました。泊まったホテルは 125V でコンセントのソケット形状は日本と同じでしたのでケーブルもそのままで大丈夫です。

至る所で絶賛されている Anker の USB AC アダプタですが、実際使ってみると良い感じです。コンパクトで場所を取らないのも荷物を極力減らしたい旅行ではプラスポイント。

USB 外部バッテリー

ダンボーバッテリーを持って行きました。同行者の中には Anker Astro M3 を持ってきている人もいました。急な充電が必要になった場面で活躍しました。バッテリー自体の充電は Anker の USB AC アダプタで行えるので良いコンボです。

グローバル Wifi

今回は私含めて4人での参加でしたので、1台グローバル Wifi を借りていきました。 Verizon の 4G を受信してルーティングしてくれるものでしたが、シリコンバレー周辺では全く問題なく使うことができました。持ち込んだ iPhone のモバイルデータ通信を Off にして、グローバル Wifi 経由で Swarm や Facebook のチェックインを使っていましたが、こちらも全く問題なしです。

SoftBank 版の iPhone では海外では T-Mobile や AT&T の電波を受信していました。途中からキャリアを T-Mobile に固定していましたが、日本で使っている電話番号のまま電話を受けることができました。

歯ブラシ

歯ブラシは日本で旅行向けのものを買って、持って行った方が良いです。向こうのは大きいです。歯磨き粉がセットになっているものを選べば良いと思いますが、もしも飛行機内に持ち込む場合は、歯磨き粉も液体状のものとして扱われますのでジップロックに密閉して持ち込みましょう。

マスク

飛行機内や就寝時に使います。とくに飛行機内は非常に乾燥するので、マスクがあると喉へのダメージを軽減できるかもしれません。

耳栓・アイマスク・首枕

長時間のフライトで寝るときに役に立ちます。直行便であれば8時間〜10時間で日本とサンフランシスコ国際空港を移動できるようですが、今回は韓国の仁川国際空港でトランジットでしたので、合計で10時間〜14時間のフライトでした。特に首枕は疲労軽減に効果を発揮します。

衣類圧縮袋

密封して丸めるだけで衣類を圧縮できる圧縮袋は荷物の軽減に役立ちました。私は Amazon で購入しましたが、1週間分の洗濯物をギュッと圧縮できるため、帰国時の土産物スペースを作るのに大活躍しました。 Apple カンパニーストアや Google ストアでいっぱい買い物をしちゃっても安心です。